基本性質:世話好きの母さん属性

6月22日~7月22日生まれ

守護星:

性別区分:女性星座

エレメント区分:水の星座

クオリティ区分:活動星座

生理的区分:多産星座

ハウス:家庭

色:白

数字:2

蟹座の神話
ゼウスの妻ヘラは嫉妬で怒り狂っていました。

原因はゼウスの浮気であり、その浮気相手(人妻アルクメネ)に産ませた息子ヘラクレス。ヘラクレスは神とのハーフだけあり、人間離れした怪力で英雄として人気が有りました。ヘラは、浮気相手に産ませた息子が活躍していることが憎くて憎くて仕方ないのです。やがて、嫉妬のどす黒い怨念は、蟹のカタチとなって具現化することとなりました。これが、後の蟹座です。

成人したヘラクレスはテーベの女王と結婚し、幸せな生活を過ごせていました。しかし、浮気相手に産ませた息子の幸せを許せるほどヘラは寛容ではありません。ヘラクレスに呪いをかけ、錯乱したヘラクレスは妻と子供たちを皆殺しにしました。正気に戻ったヘラクレスは、あまりのショックに自殺を試みますが従兄弟に止められ、ゼウスの審判を仰ぐことになりました。ゼウスは、家族を惨殺した罪を償うため、エウリステウス王に10年間、仕える事を命じました。

そのエウリステウス王は、ヘラクレスに12の大冒険をするように命じました。この冒険はヘラがヘラクレスを殺すためにエウリステウス王に命じたモノです。

1.ネメアの人喰いライオンの退治

2.アミモネ沼の怪物ヒドラ退治

3.ケリュネイアの魔の鹿を生け捕り

4.エリュマントス山の巨大猪を捕獲

5.アウゲイアス王の牛小屋掃除

6.鉄のツメとクチバシを持ったスチュンパリデスの森の鳥退治

7.クレタ島の凶暴な牡牛の生け捕り

8.ディオメデスの人喰い馬の退治

9.アマゾンの女王ピッポリテスの帯の強奪

10.エリュティアに棲む怪物ゲリュオン退治

11.ヘスペリデスの園の金のリンゴを持ってくる

12.地獄の番犬ケルベロスの生け捕り

蟹座の蟹が登場するのは2番目の冒険「アミモネ沼の怪物ヒドラ退治」です。

ヒドラとは、9つの頭を持ち、大きさは人の20倍もある巨大なヘビで、クチからは毒ガスを吐きます。

実は、このヒドラと蟹は友達なのです。ヘラクレスとヒドラが戦うことを知った蟹は、ヒドラに言います。

「僕も一緒に戦いたいカニ」

しかし、体は大きくてもただの蟹。ヒドラのような不死身でもなければ、ヒドラの猛毒のような武器もありません。加勢したところで何の役にもたたないことは蟹自身がよく解っていました。それでも、友人であるヒドラが殴られるを黙ってみていられなかったのです。ヒドラは言いました。

「大丈夫。オレは不死身だ。負けるわけが無い。オマエは危ないから、その岩陰に隠れていろ。決して出てきちゃダメだぞ」

「わかったカニ」

という会話があったかは定かではありません(ねーだろ)。

そして、ヒドラとヘラクレスの戦いが始まりました。

首を切っても切っても生えてくる不死身のヒドラに、さすがのヘラクレスも苦戦します。しかし、甥のイオラオスの入れ知恵によってヒドラの不死身のアドバンテージが失われます。ヒドラの危機を見過ごせなかった蟹は、飛び出してヘラクレスの足を必死の想いで挟みました。しかし、ヘラクレスは挟まれたことに気づかず蟹を踏み潰していました。

こうして蟹は、戦いに何の影響も与えることなく死にました。

しかし、何の戦力にもならない蟹を送ってしまったヘラは自責の念に駆られ、また、仲間想いの蟹を称え、星座として天に祀り上げました。

この時代、死とは悲しい結末ではなく、天に星座として祀られることの方が名誉でした。何の活躍も無いただの蟹が、黄道十二星座の1つとして祀られていることには違和感を覚えます。たぶん、ヘラのコネで黄道十二星座になれたんじゃないかと想像します。

とはいえ、蟹の「自分の身を投げ出してでも仲間を守りたい」という尊い想いは、蟹座の人に大きな影響を与えているといわれます。元が嫉妬というドス黒いモノで形成されているので、そういった暗部も蟹座の人は内包しています。蟹座の「かにみそ」の位置にある薄暗いプレセペ星団が、蟹座の闇を象徴していると言う人もいますね。母性的な防衛本能からくる排他的衝動とヒステリックなどは蟹座の闇の部分として有名です。

ちなみに「ヘラクレス」とは「ヘラの栄光」という意味で、本当はヘラと和解したあとの呼び名。幼少期の名はアルケイデス。

蟹座に言いたいひと言:

『オマエは生まれたときから既に〝母さん〟』

12星座中、一番美味しそうな食材。ゼウスの浮気相手の子供ヘラクレスを殺そうと正妻ヘラが送った刺客の蟹が由来。なんで蟹を送った...。蟹ごときが勇者ヘラクレスに勝てるはずもなく一瞬で踏み潰された。蟹に対して申し訳なく思ったヘラは、星座界でもエリート中のエリートである黄道十二星座に連ねた。ただの蟹が黄道十二星座って...どこの世界も大切なのはコネってことね。ヘラの「テリトリーを守る意識と嫉妬」が具現化した蟹の性質は、そのまま蟹座の人に受け継がれている。

守護星は月。女神ディアーナやアルテミスと呼ばれる。母性や裏方を象徴する。感情は満ち欠けのように波があり表面化した時は悪い方向にでることが多い。月の魔力をもらっているので女性は妙にセクシーになる(B以外)

オレが一番な牡羊座、それ欲しい牡牛座、それ楽しい?双子座、のような単純な精神構造と違い、蟹座からは複雑になっていく。つまり、自己欲求が自己完結する自分中心な精神構造に比べ蟹座からは他人の目を気にするようになってくる。

そう、他人の目を気にし始める年齢になった女の子ぐらいの精神年齢が蟹座だ。

仲の良い友達、自分の属するグループを意識しはじめる。自分を脅かす存在に敏感になり、懸命に排除しようとする。好き嫌いの感情を積極的に活用し、自分の居場所を確立し自分を守る。これが蟹座の精神構造の基本。以下の話はそういった女の子の精神構造を想像すると理解しやすい。

それでも蟹座の一番の望みはシンプルだ。「好きな人と安心して暮らしたい」ただそれだけ。そのためだったら何でもする。そう、なんでもね。活動宮に属しているから「好きな人と安心して暮らせる世界」を守るためだったら、活発に動く。愛するもの、愛する世界を守る以上の正義はないと考えている。これが蟹座の母性。この気質に忠実で余念が無いから「真面目な長女気質」と言われることも多いんだよね。

好き嫌いが激しく、自分が守るモノの敵に対しては感情むき出しに攻撃する(特にAとO)

12星座中、一番家庭的とも言われる蟹座。家庭的はケチにもつながりやすい。というか多分ケチ。

愛情豊かな蟹座。嫌われる訳が無いんだけど、嫌われる理由のTOPは「細かい(多分A)」。

なぜか電話嫌い。

蟹座は全くギャンブル運が無いうえにギャンブラーの資質もないのに、何故かギャンブルにはハマりやすい。あまりにも慎重すぎて手堅い勝負ばかりしてしまう割に負ける割合が多くなるという、圧倒的にギャンブル運に見放されていると言っても良い星座だ。自分の居場所が安定していない時に逃げ道としてギャンブルをしてしまうのだろうか。

誰の意見にも左右されやすい蟹座の人は、占いにも左右されやすい。故に、蟹座の人は必ずと言ってイイほど、自分の信じている「げんかつぎ」や「ジンクス」が必ずある。仕事の成否はジンクス次第なほど。上司が蟹座の部下にアドバイスするなら、理論的な裏づけより「今日は運が良いから大丈夫」と言ってあげたほうがイイ。ジンクスに頼るのは自信の無さの表れ。緻密な星座だから失敗もしなさそうだけど、失敗するとしたら精神面に動揺が走ったとき。自信の無さが行き過ぎると、過激な攻撃行動にでることも。陰湿なイジメをしてしまいやすいので注意。

蟹座の判断基準も女性星座らしく「好き嫌い」が重要。嫌いな相手には陰湿なイジメをしてしまうことからも解るとおり、嫌いであれば正義に反することも辞さない。

初対面の人と会うまでが非常に腰が重い。デートに誘ってもなかなかウンと言ってくれない。牡牛座と同じ。蟹座は会ってしまえば楽しく話せる星座なのにもったいない。

笑顔をバリヤーに使うことが上手い。

八方美人になりやすい。みんなに好かれたいのも、自信の無さからくるのかねぇ。

付き合ってみたらワガママだった牡牛座に比べると、付き合う前にワガママなのが蟹座。相手の愛を試している。でも、試し終われば、すごく尽くしてくれる。ワガママに振り回された甲斐もあるってもんだ。

つまり「ワガママ」だけど周りの影響を受けやすく、頭で理解したことより直感を信じるタイプ。それはすなわち客観性の欠落を意味している。足りない客観性をどう補うのかが蟹座成功のカギと言っても良いだろう。

相手の弱みをみると、弱い。助けたくなっちゃう。助けるのをキッカケに恋愛に発展とか蟹座のテンプレート。だから、家庭的と言われる割に結構な浮気性。

蟹座=お母さん。お母さんといえば太ってるイメージが強いが、確かに蟹座は太りやすい星座だ。原因は食べすぎ。食べすぎは胃腸に負担がかかるんで注意。

津波のように押し寄せる『おせっかい』。蟹座の気づかいは「母性」と「心配性」に基づいたものだが、最終的には「自己満足」に着地する。他人は蟹座が思うほど「気づかい」を求めてない。特に大人はね。

将来の結婚相手に敏感に反応するレーダーを持っている(Bは超能力レベル)。直感で解る。蟹座女性は自分の意識しないところでエロい匂いを全身から出している(Bには無い)。胸が大きい。男性がよってくる。

ウフフな話

ミステリアスでセクシーな夜の雰囲気をまとう蟹座の中で、ABは処女の雰囲気があり男性に人気。どうも、本人のセックス嫌いが影響しているようだ。モテるのにもったいない。

女性は当然、結婚に向いている。だって、お母さんになるために生まれてきた星座だもん。男女関係において「一線を越える」という表現をする場合、女性は肉体関係を想像するかもしれないが、男性は肉体関係ぐらいでは「一線を越えた」とは思っていない節がある。男性にとって「一線を越える」とは「結婚する」こと。どんなに美人で可愛くて尽くしてくれても、男性は女性に対して「お母さん」を意識しなかったら結婚はしない。その点、生まれたときから「お母さん」の蟹座女性は結婚レースでは圧倒的に優位。男性が一線を越えやすい。

ちなみに、子供が生まれるまでは旦那様に尽くすが、生まれたら旦那様の意見は無視する。教育ママになりやすい。

男性は模範的な夫になる。ただ、寂しくさせると愛人をつくる。

ここまで、蟹座の特徴を「母性」中心に書いてきたが、最近の蟹座の特徴に「リーダーシップ」を挙げる人も少なく無い。活動星座であるが故の「行動力」や「野心」。母性由来の「情の厚さと行き届いたケア」。模倣の天才ゆえの「仕事覚えの早さ」などなど、リーダーの資質が備わっているという指摘。なるほど、一見すると確かにリーダーに適した能力が高いですね。日本では女性社長に多い星座としても有名。なぜココまでリーダー適性が評価されるのか。多分それは、社会の変化によるもの。今の社会人は、昔ながらの父性的な「厳しいだけのリーダー」を望んではおらず、母性的な「配慮のできるリーダー」を望んでいるからではないでしょうか。父性的リーダーシップとは、組織の社会的存在意義を重んじ、身内に能力不足の人間がいれば「社会に迷惑がかかる」と厳しく接しますが、母性的リーダーシップでれば、どんなに能力不足であろうが「仲間である以上、身を挺して守る」という考え方になります。現在の、特に「怖いお父さん」がいなくなった日本では、蟹座的リーダーシップの方が、ウケが良いのかも。

男性へのアドバイス:

「仕事はパターン化させると吉」

女性へのアドバイス:

「お母さん。それ以外に思いつかない」

血液型別もご覧ください:

蟹座A型
どう考えても超保守的で堅実的。 自分や身内にとってメリットがなければ率先して動かない。 引きこもりこそ我が人生、究極の願い。ただし、人間関係はデキる人なので、安全確実な人生を歩むだろうね。 自己防衛本能が高い。なかなか人を信用しないが、上辺だけの付き合い方は上手く、人間関係はスムーズ。 感情は内に溜め込むタイプ。溜め込みすぎて爆発した時が怖い。女性は決まり文句のように「結婚したほうが幸せ」と言われる。まあ、その通り。結婚には向いてる。結婚が幸せにつながる。ただ、仕事ができる女性なのもまた真実。画期的なアイデアが閃くタイプではないが、堅実着実で対人印象も良いのだから、専業主婦で彼女たちから仕事を奪うのも考え物。陰口で失敗することが多いから注意。男性は自分の居場所をしっかり確立しサラリーマン向きと言われる。こっちはまあ、その通りかなと思う。男女とも 恋愛は結婚。 蟹座もA型も恋愛に対する考え方が「重い」。 結婚後は、女性は家庭内の隅々まで目が行き届く良妻賢母の筆頭。 家庭内だけでなく、親戚一同からも評判は上々。男性も家庭的で良きパパ。
蟹座B型
感情的な蟹座。 可愛らしい蟹座を明るくした感じ。場の主役ではないものの、和ませてくれたり明るくしてくれたりする存在。 困ってる人は放っておくことができない蟹座をB型がさらに煽る。 でも本当は、自分が一人でいられないだけ。他人を助けているようで、自分を孤独から救っている。好き嫌いがハッキリしているけど、表には出ない。内面はかなり感情の起伏が激しい。ってか、好き嫌いの基準が解り難い。 蟹座の好き嫌いレーダーが特に強力になった組み合わせ。 好きになったらトコトン大好き。嫌いな人とは衝突するよりも避けるタイプ。女性はちょっと金銭面でルーズになることが。蟹座にしては珍しい。心が弱っている時は、ありえない詐欺にひっかかることも。部屋で一人寂しくいる時や、楽しいイベントが終わった帰り道などでは、特に心が弱るので注意。男性は結構なアイデアマン。大企業より自由度の高い小さい会社向き。ただ、器用貧乏になって転職を繰り返す恐れアリ。華やかな世界も向いてない。 恋愛は女性の場合、明るくて愛らしい感じをフルに活かしている。その分、ミステリアスを演出する月のご加護は弱いかもね。 すごくカワイイと思うよ。 恋愛がスタートするよりも肉体関係が先に始まりそうな〔蟹座×B型〕だけど、その肉体関係が結婚に結びつきやすいのは蟹座的。 結婚後は浮ついたところがすっかり消えるのも蟹座的。男性は常に誠実で、真剣な恋愛観の持ち主。ただし、空回りもしやすい。失恋も多くするが、理想のパートーナーはちゃんと見つけられるタイプではあります。
蟹座O型
蟹座もO型も「情」だよね 蟹座もO型も「仲間意識」が強いよね。 超蟹座。 恋人に対する愛、身内に対する愛、仲間に対する愛 それらの愛に対してブレることがない。なにをしても守ってみせるというO型の気概がある。ただ、良い自分でいようと努力が行き過ぎて、自分のちょっとした「腹黒さ」も許せず悩んでしまうことが。同僚のグチにも釘を刺して場をしらけさせてしまうことも。蟹座が生まれたときから「お母さん」と呼ばれてしまうのは〔蟹座×O型〕のせい。多分、5歳ぐらいでもう、お母さんとして完成してる。明るく健康的な家庭を築くでしょう。男性は適応力と応用力が高く、粘り強さもあるため事務能力が高い。組織では必要不可欠な存在。 恋愛は女性の場合、世話焼きで尽くすタイプなのは、説明するまでも無い。 すごく愛してる気持ちの表れだね。 そして、恐ろしいまでに嫉妬深い。 これも蟹座とO型の特徴が一致してしまった相乗効果。 結婚前からお母さんなんだから、結婚後もお母さんだよ。お母さん適正、高すぎ。 だからこそ女性は、注意しなくてはいけない点が1つ。相手の男性が〔蟹座×O型〕に頼り切ってダメ男になる可能性大。専業主婦じゃなくてもやっていけるタイプ。男性の恋愛観は意外と支配欲が強い。女性が完全に自分のものにならないと不満に感じてしまうタイプではある。ただまあ、浮気をしない一途な人です。あとは相手がどう思うか、でしょうね。束縛を嫌う女性とは合わない。
蟹座AB型
表面的には穏やかな蟹座とクールなAB型。 落ち着いた雰囲気なのかな。ただ、蟹座の穏やかさは表面的で中身は激情型だからAB型と矛盾は生じてるんだよね。 かなりデリケートな組み合わせなので、そんな矛盾に神経すり減らしそう。女性はキャリアウーマンタイプ。知的で少々神経質。男性もビジネスマンタイプで、スケールの大きな仕事が得意。面倒見がよく、協調性やコミュニケーション能力が高い。上司からの信頼も厚くプロジェクト等は順調に進むでしょう。故に、多少だけど他人を見下す傾向がある。他人にバカにされるのは特に嫌い。デキる人間によくある傾向ですが、気をつけましょう。打たれ弱いのでプロジェクト失敗時のショックは相当なものになると思います。ただ、人間性のおかげか、そういう時は助けてくれる人が現れやすい人です。 恋愛は女性の場合、デリケートが故に受身だろうね。そして消極的。相手の告白の仕方によっては萎縮しそう。さらに理想が高い。自分の知性と同レベルは最低限もとめるタイプ。長い時間をかけてじっくり信頼関係を育てていくか、信頼できる友人の紹介とかで安心感がないと、付き合うまでに発展しない。恋人ができれば結婚まではスムーズ。 AB型の合理的な部分は蟹座が幸せな家庭を作ろうとする際に発揮される。合理的にね。ただ、子育ては合理的とは相反する部分が多く悩むことも多くなりそう。人の意見に耳を傾けるのが吉。専業主婦には意外と向かない。子育てのストレスを発散する場が仕事なのかも。男性は豊かな感情の持ち主で、女性に誠心誠意尽くし全てを捧げる覚悟があります。恋人の段階から結婚は意識するほう。なので、それを重いと思う女性とは相性が悪い。まちがいなく家庭的ですが、精神面で弱い部分は少なからずあるので、強い女性と相性が良いんじゃないかな、とは思う。