基本性質:現代では生き辛い王様

7月23日~8月22日生まれ

守護星:太陽

性別区分:男性星座

エレメント区分:火の星座

クオリティ区分:不動星座

生理的区分:不妊星座

ハウス:創造・恋愛・子供

色:金

数字:1

獅子座の神話

このお話も蟹座のところで登場した「ヘラクレス 12の冒険」の1つで、1番目の冒険「ネメアの人喰いライオン」というお話です。

1.ネメアの人喰いライオンの退治

2.アミモネ沼の怪物ヒドラ退治

3.ケリュネイアの魔の鹿を生け捕り

4.エリュマントス山の巨大猪を捕獲

5.アウゲイアス王の牛小屋掃除

6.鉄のツメとクチバシを持ったスチュンパリデスの森の鳥退治

7.クレタ島の凶暴な牡牛の生け捕り

8.ディオメデスの人喰い馬の退治

9.アマゾンの女王ピッポリテスの帯の強奪

10.エリュティアに棲む怪物ゲリュオン退治

11.ヘスペリデスの園の金のリンゴを持ってくる

12.地獄の番犬ケルベロスの生け捕り

アルゴスの国のネメアの森に、いつの頃からか人喰いライオンが棲みつき、村人や通りかかった旅人を次々と襲っていました。退治に向かった勇者は1人も帰ってきません。実はこのライオン。魚座の物語にも登場する「テュポーン」という怪物の子で、巨大な上に、皮膚は鉄よりも硬い怪物だったのです。この話がエウリステウス王の耳にも入りました。そこで、王に身を寄せていたヘラクレスに「家族を殺した罪を償うのにちょうどいい」という理由で退治を命じたのです。

ネメアの森にたどり着いたのですが、町の人は全てライオンに食べられてしまい地理に詳しい人がいません。ヘラクレスは一人で森を探すこととなりました。20日ほど森をさまよった時、やっと目の前に人喰いライオンが現れました。ライオンは今、まさに人を食べてきたばかりなのか、口からは真っ赤な血が滴り落ちています。ヘラクレスは何本も矢を射かけますが、全て人喰いライオンの硬い皮膚にはじき返されてしまいます。人喰いライオンは、何事もなかったようにあくびをしています。次にヘラクレスは剣を抜いて切りかかりました。しかし、まるで紙のように剣が折れ曲がってしまいます。次に、渾身の力をこめて棍棒で人喰いライオンの頭めがけて殴りかかりますが、鈍い音とともに棍棒は真っ二つに割れてしまいました。

再三の攻撃にもかかわらず、人喰いライオンには傷ひとつ付いてません。それどころか、ヘラクレスの攻撃に怒り襲ってきました。ヘラクレスは素手で戦うことを余儀なくされ、相手の攻撃をかわすと、人喰いライオンの首を絞め、押さえつけました。

三日三晩、首を絞め続けたころでしょうか。やっと人喰いライオンを倒すことに成功しました。

この様子を見ていたヘラは、ヘラクレス相手によく戦ったと褒め称え、星座として天に上げました。これが獅子座です。

さんざん人を喰ってきてるのに、ヘラクレスと戦ったぐらいで天に祀り上げられるのには違和感を感じますよね。普通ならヘラクレスこそヒーローです。これには理由があります。ヘラクレスはゼウスが浮気相手に産ませた子供なのです。ヘラはゼウスの正妻で、浮気相手に生ませた子供であるヘラクレスを大変憎んでおりました。なので、ヘラクレスを苦しめたという功績で天に祀り上げることはヘラクレスに対する嫌がらせの1つだった可能性があります。つまり、蟹座と全く同じ理由「コネ」で黄道十二星座に祀り上げられたといっても過言ではありません。

獅子座に言いたいひと言:

『その堂々とした立ち振る舞い、とても童貞とは思えぬ』

ヘラクレスと戦った不死身の猛獣が由来となった星座。王の象徴とも言えるこの星座は、よく出れば大きな組織のTOPに。悪く出ればお山の大将といった感じ。自己顕示欲が強いのは確かだが、人のためになりたいという気持ちが、根底にはある。

守護星は太陽。惑星を束ねる王の星。強固な意志、旺盛な独立心と向上心、健康などを守護星から授かっている。弱者に対しては慈悲深い。太陽そのものを人間にした感じの人が多いことも確かだが、表面に出さない人もたまにいる。獅子座の考え方をみんなが受け入れたらその集団のTOPとなり、受け入れられなかったら周りの意見を無視し、自分の正しいと思ったことを黙々とやり続ける。そういったワガママで孤独な側面も、王であるが故に備えている。物事を大きく吹聴しすぎて「ほら吹き」な面もある。

獅子座は王様女王様と言われるが、どちらかと言えば「王位継承者、王子様、プリンセス」と言ったほうがイメージしやすい。TOPに立つのが当たり前だとは思っているが他人を蹴落とすような争いをする気はない(王様になるのは決定だからね)。何かを奪うより与えたいタイプだ(何不自由なく育ったからね)。ファッションセンスはある方だ(ゴージャスな風格だけはある)。王様女王様からイメージするような「プライドが高く傲慢」というよりは、下々の下衆な争いごとに触れたことのない「おおらかさ」が強い。どっちみち偉そうなんだけどね。

そんな獅子座は、頼んでもいないのに「自分には責任がある」と勝手に思いこむ性質がある。

団体主義の象徴である獅子座は、個人主義が進む今の世の中で最も傷ついている星座。

頼られたいんだ、構ってあげたいんだ、面倒をみたいんだよー、ってのが獅子座。必要とされた時、真のチカラを発揮します。

獅子座王子様説以外だと「獅子座思春期説」がありますね。魂の成長が、思春期あたりの少年少女に近い。ゆえに自己主張が強く感情表現が大げさになりがち。思春期こじらせた中二病みたいな獅子座もいるよね、実際。

獅子座は太陽のごとくお天気屋。王のように大きな寛容さがあるかと思えば、ジメジメネチネチする時も。勝手に世界を背負って、上手くいかなければ激しくひきこもる。「自信」の裏には意外と脆い「傷つきやすさ」が隠れている。

弱者に対しては慈悲深く寛容で、放ってはおけない。面倒見は良いが大雑把。

太陽とは無限のエネルギーの象徴。基本元気。

太陽とは野外の象徴。屋内より野外が好き。

獅子座のギャンブル運は最強と言われていて、勝つときも負ける時も派手。結果的にはプラスに納まることが多い。ただ、強いがゆえにギャンブル依存症になりやすくもあるので注意した方が良い。派手なギャンブル向きなので、競馬とかラスベガスとかそういうギャンブルが相性が良い。

ウフフな話

セックスに屋内も野外も無いタイプ(特にB)。男女とも。性癖というわけじゃない。気にしないだけ。

激しく短いセックスが好きな獅子座だが、ABのスマートさが加わるとセックス嫌いになる。ABのせいで「激しく短い」から「激しく」が消えちゃったんだね。

王のクセに時々赤ちゃんになりたがる。特に男性は、赤ちゃんプレイをさせてくれる女性に弱い(特にBとO)

コミュニケーションの基本はボディランゲージとボディタッチ(特にB)。特に、触って触られてが大好き(相手によるだろうけど)。

他人は全て私の観客。それが獅子座の考え方。人目に触れない仕事は大っキライ(特にBとO)。が、決めポーズの練習とかは人目に触れないところで一生懸命練習してたりする。

芸術的センスは驚くほど無い。

成功したら盛大に褒め称えて欲しいが、失敗したら見て見ぬふりをして欲しい、人前で触れないでほしい。

獅子座の話は常に盛っていることを理解して欲しい。盛っている部分を指摘しないでほしい。

自然と人気を集めてしまう獅子座にとって、幸運は人の集まる場所、多くの人の目に曝される場所にある。また、ギャンブルにも強い。神に愛されているんじゃないかと勘違いするほどの幸運が「自分は何をやっても大丈夫」という自信や度胸につながっているんだろう。

なにも意識しなくても目立つ存在なので、自らアピールしようとするとウザくなるコトが多い。不動星座だから自分から動くのが下手なんだろうね。

獅子座相手に学歴の話はしない方が無難。獅子座の方が下だった場合、面倒なことになる。

一度座ったら、なかなか立ち上がらない。王とはそういうもの。

双子座も楽観的だが多少は理論的な裏づけがあっての楽観論であるのに比べて、獅子座の楽観論には根拠が全く無い。はたから見ればバカ殿だ。しかし、「愚公、山を移す」という話にもあるように、大業を成し遂げるのはみんな大馬鹿だ。獅子座には大業を成し遂げるだけの大馬鹿さ、エネルギー、そして強運が備わっている。

獅子座の魅力はズバリ「自信」。仕事も恋愛も自信が結果を呼び込む。根拠は不要。小者のようにジタバタするな。自信をなくした獅子座には、なんの魅力も無い。

自信は大切だが見栄は要注意。相手のステータスやライバルとの競争など、見栄で相手を選ぶな。素直に好きと思える人に素直な言葉を発すればいい。

恋愛に関しては、意外と堅実な面も。ナンパなどの軽い恋愛は好まない。

童貞だろうが処女だろうが立ち振る舞いが常に堂々としており恋愛マスターのような発言をするが実は奥手な面も。

女性は「女王」になれても「王」にはなれないという壁に悩むことがある。男性星座に生まれた女性は苦しむことが多い。そこで落ち込み孤独に向ってしまってはダメだ。恋愛、結婚、出産が獅子座の女性を救うキーワード。恋愛や結婚では相手に子供のように甘え、子供が生まれたら自分も一緒に子供になる。獅子座の女性には、そういった時間が大切。

男性へのアドバイス:

「空気を読んだら負け」

女性へのアドバイス:

「キミの無邪気さがカワイイ」

血液型別もご覧ください:

獅子座A型
リーダー気質の獅子座に、リーダーに向いてるわけでもないA型。 矛盾を含んだ組み合わせだな。 A型がリーダーをすると相手に服従を求めるか、自分がストレスで倒れるか。 A型の良さを上手く活かせれば、バランスが良くなりそうだけど。 リーダーとしての成功経験と補佐役が必要だね。星座と血液型の相性が悪いせいか、女性は対人関係で時々大きなトラブルを起こす。ただし、きっちり乗り越えることができるので、トラブルのたびに人間的に大きく成長する。男性は、獅子座のわりに起用でオールマイティなところがあります。上手くリーダーシップがとれれば、獅子座の中で一番大成する可能性が高い。ただし、自分の中の大きな矛盾に苦しむ組み合わせでもある。そこをどう乗り越えるかが成功のカギ。 恋愛は男女とも強気で行くけど、失敗は回避したいタイプか。 異性に服従をもとめたり尽くすことを求めたり、仕事面と同じ欠点が恋愛面でもでるね。 獅子座とA型の矛盾が、物事を複雑にしちゃってる。 獅子座らしいストレートな愛情が出ればOKなんだけどね。女性は獅子座にしては金銭感覚がしっかりしており、意外と専業主婦向き。男性は、獅子座にしては珍しく、軽はずみな恋愛をさけ慎重に相手を選ぶタイプ。好意を持った人に正々堂々と好意を打ち明けるところはさすが獅子座。典型的なマイホームパパになるだろう。
獅子座B型
完全な天狗。 獅子座になりたい人、だね。 リーダーじゃないとイヤ。 獅子座であり続けようとするよね。獅子座が思う「カッコイイ」ことをB型がやりたがる。 細かいことは気にしないから、細かいことを気にして欲しい人とは合わないだろうね。 〔獅子座×B型〕は挫折に弱い。自分がTOPじゃないと引き篭もる。最悪、そのまま一生出てきません。故に、TOPでい続けるために一生努力し続けることを運命づけられています。女性は茶目っ気たっぷりで気まぐれなところはあるけれど、そこをマイナスにとらえる人は少ない。ただし、同じく気まぐれな人との相性は最悪。生涯を通して健康には恵まれる人が多いのも特徴。男性はもう、褒められるの大好きなヤツ。仕事の飲み込みは速いほうだけど、大企業には向かない。自由業、フリーランス、芸能人とか向いてる。恋愛は男女とも好きという気持ちが素直に言葉と態度にでる。自分がフラれるとう発想がない。 自分の個性やセンスには絶対的な自信があるから、選ぶ相手の外見とか、一般的な基準とはかけ離れていることも。女性はとにかくオープン。秘密主義の恋愛とか無理。ただ、複数の男性と同時進行の恋愛とかしないタイプ。姉御肌で気が強いけど尽くすタイプ。 男性は高価なプレゼントや贅沢なお食事がテンプレート。 社交的だし開放的だし、どこにいても目立つ存在だからモテモテ。ただし男性もやっぱり、複数の女性と同時進行するタイプではない。
獅子座O型
獅子座だねえ。 超獅子座だねえ。 ドカンと腰の据わった王様。親分であり姉御であり。上に立つ者の風格が体中からにじみ出ている。 なので、働くのは部下って感じ。 今までの日本なら問題なしだったけど、今の若者がこのタイプについてくるのかな。 女性は理不尽なくらい強運の持ち主。ただのOLで終わりには惜しい存在。いつかは自分がTOPに立ったほうがイイ。男性はエネルギッシュに仕事に取り組むタイプ。すぐに上司の目にとまり出世も早い。ただし、他人への配慮に欠けるところがあり、周囲から猛反発を受けやすいタイプでもあります。気をつけましょう。健康には恵まれる。恋愛は女性の場合、明るく強く美しい、と三拍子そろっているために、まるで男性が下僕に見えるほどモテモテ。ただし、相手への理想も高くなるのか、結婚までの道のりにはトラブルがつきまとう。結婚後は太陽のごとく家族を照らす素敵な奥さん。仕事と家庭の両立も可能だし、専業主婦なら、家事をこなし、それでもエネルギーが余っているんで趣味とか見つけて始めると、それが副業として結構な収入になったりして。男性は、デートの演出で悩む性質かも。 喜んで欲しい気持ちがありすぎて、考えすぎる。 ただ、デートの中身は大体が押し付けで、相手の気持ちを考える配慮はないんだよねぇ。まあ、モテるかモテないかで言えば、モテるんだけどね。誠実さはあり、パッと見ほど、プレイボーイではない。
獅子座AB型
AB型はリーダーになりたがらないよね。 獅子座とは強烈な矛盾が生じる。 どっちが勝つかだなあ。 リーダになって的確な判断を下すか、リーダーはやらなくて好き勝手に生きるか。 一般人と同じに見られるのだけはイヤそうだね、獅子座もAB型も。「何がしたいのか」をしっかり考えないと、ただの便利屋で終わる可能性が高い。女性は、夢中になれるものと心通じある友人がいれば低調な人生を送ることはないでしょう。人から期待されやすく物質面が先に豊かになりやすいですが、孤独だとつまらない人生に。男性は、スター性がありますね。縁の下の力持ちとか無理かな。自分が上に立ったほうが正解。 恋愛は男女とも、AB型のおかげかスマートでエレガントな雰囲気を漂わせる。つまり、モテる。女性は異性からも同性からも好かれる存在。ただし、AB型の鋭さが他人を傷つけることが良くある。恋愛に対しては醒めたところがあり、好きな相手に対してでも一歩引いた感じになりがち。それで婚期を逃すことも。 結婚後は、自分が楽しい結婚生活を送るための努力をしっかりする。家庭内をいい雰囲気にするために必要な家事はするし、結婚生活にあきないように趣味も見つけたり。男性はもう、本当にスマートでエレガント。ただし、あんまり親密になろうとしないところがチラホラみえる。理想が高すぎ、プライド高すぎ、で自分から女性を追うようなことはプライドが許さないと考えているタイプ。