基本性質:調和を望む怠け者
9月23日~10月23日生まれ
守護星:金星
性別区分:男性星座
エレメント区分:風の星座
クオリティ区分:活動星座
生理的区分: -
ハウス:結婚・パートナー
色:ピンク
数字:6
天秤座に言いたいひと言:
『オシャレだが美人とは限らない』
正義の女神が人間の善悪を計るために使った天秤が由来。生き物じゃないんだよな。天秤とはつまり「はかり」だ。何かを計測する道具。だから天秤座の人は、分析力がある。双子座の分析力が「速さ」なら、天秤座の分析力は「正確さ」。
守護星は「金星」。美の神、ビーナスだね。故に天秤座は上品な人が多い。というか下品な人が少ない。「女性として生まれるなら天秤座に生まれたい」と言われるほど、貴族的な上品さが備わっている。金星から授かった美的感覚が優れているために、天秤座は異性に外見的な美を求める。
天秤座は人間が完璧でないことを知っている。どんな善人でも欠点があり、どんな悪人でもどこかに善良なココロが残っていることを知っている。知っているから受け入れる。今あることを受け入れる性格は、粘りや頑張りに欠ける。「しかたない」って受け入れちゃう。
天秤座がクールに見えるのは、頑張りが表面に出ないから(特にAB)。ってか、頑張らないから(特にB)。困難は自身の努力ではなく、得意の駆け引きで解決しようとする(特にAB)。基本、争いが嫌いな星座。
でも、天秤座も頑張ることがある。それは褒められたとき。言葉で褒められるのが凄く嬉しい(特にBとO)。元の能力が高いから、頑張ると結構なことができちゃう。
争いが嫌いな天秤座は、目の前にぶら下がっているチャンスに手を出さない。それ掴み取ろうとすることで争いが生まれるから。その代わり、待っていればチャンスが向こうから挨拶にくる。だから頑張らないとも言える。12星座中、もっとも人生を甘く考えている。
バランス感覚に優れている天秤座は、物事をなんでも「ほどほど」「適度」に着地させたがる。そして「適度」が「適当」につながる。だから「頑張らない」につながる。
ファッションは常に今を意識している。高い分析力はファッションセンスにも活かされている。
オシャレで美的センスや品位が高い半面、見栄っ張り。貧相にみられることを極端に嫌う傾向アリ。
天秤座のファッションは Gorgeous であっても Cool であることは少ない。普段はどちらかというと Cute 寄り。天秤座の Cool は瞬間芸みたいなもん。
天秤座のギャンブルとはズバリ「引き際」。余剰資金で楽しむ分には自分のタイミングで引けるので強さを発揮する。大き目の資金で真剣勝負も割と勝てる方。しかし、人生をかけるような金額の大勝負では精神面の弱さを発揮し負けることの方が多く、自分のタイミングで降りることができる状況でギャンブルをするのが吉。
友人は多いが、周りと自分は常に分けて考える個人主義(特にBとAB)。
バックボーンで相手を差別したりしない。公平の象徴。相手の知性に合わせて話の難易度を上げ下げできる。超、空気を読む。
世界が終わった感じの龍の夜っぽい曲を占星術師が聴いたら「水瓶座みたいな歌だなあ」と思うだろう。でも実際は天秤座。平和を望む水瓶座の歌と捉えるか、争いがキライな天秤座の歌と捉えるか。曲は平和を歌っていても本心は自分自身が争いに触れたくないという本質からできた曲、と捉えると天秤座っぽいか。
天秤座の公平とは、貴族的なおおらかさ。平民とは別のステージ、つまり高い位置から見下ろして、自分以外の人間を「公平」と言っている。周りと自分は常に分けて考える個人主義というのも「選民意識」と言葉を変えると解りやすいか。
個人主義は極端なマイペースと言い換えることができる。牡牛座のマイペースが決して「怠け者」ではないのに対し、天秤座のマイペースは完全な「怠け者」。
貴族的な気品。貴族的な公平さ。貴族的な怠け癖。これが天秤座。
熱中しない、迷信を信じない、極端に偏らない。常に冷静でバランスを心がけている。「こんな時でも冷静なのかよ」って反感を買うことも。
お金を使うことで増やす方法を考えるのが上手い。投資におけるリスクとリターンのバランス感覚が絶妙なのだろう。ただし、リスクとリターンを人間関係に持ち込みすぎるのはどうかと思う。バランス感覚良すぎる人付き合いの仕方が「薄情」と言われる原因なんだよね。
天秤を含め「はかり」に共通するのは、繊細な道具であるということ。乱暴に扱えば狂ってしまう(キュウレンジャーの天秤はかなり乱暴に扱われてますけど、笑)。だから天秤座も繊細。表面上では解らないけどね。繊細さは病気に対する弱さにも表れる。
天秤座の恋愛はズバリ「駆け引き」。受身の星座とはいえ、ボーっと待つほどバカじゃない。というか、むしろ頭が良すぎる。相手をしっかり分析し、どの程度嫉妬させれば良いかを適切に判断する。お気に入りの異性の目の前で他の異性と仲良く喋ったり、他の異性からの電話に出てみたり。
美やセンスの面に強く、人間関係の構築も上手い天秤座は「自分はモテる」と自覚している。たぶんモテるのだろう。しかし、「自分はモテる」感が表面化すると「イタい人」扱いされるので注意。
天秤座は恋愛対象に「美」を求めると書いたが、本質的には「自分に足りないもの」を求めている。なので、自分に無いモノをもってる異性に弱い。
だから天秤座は、強いパートナーシップを望む星座。故に、結婚願望も強い。女性は特に。強いけど、自分からのアプローチは、やっぱりしない。ひたすら待つ。アプローチされるとすごく嬉しいくせに表情には出さない。男性としては結構困る。ニコニコしていても、そのデートが成功とは限らない。表情に出ない。振り回される。マジ、困る。
結婚後の天秤座女性は家庭をしっかり守れる良い妻といった感じ。下品になることもない。ただ、家事は旦那にも分担してもらうタイプ。
男性はかなりの面食い。女性に点数を付けるタイプ。だって「はかり」だもん。そのくせ、女性におだてられると弱い。結婚後は、相手に愛されているうちは良い夫。愛に限りが見えたら即、浮気する。
天秤座が社交的なのは自分のコトより「他人が(自分に)何を望んでいるか」を考えるから。天秤座がスマートなのは感情の赴くままに行動できないから。天秤座が八方美人なのは誰にでも「公平」に接してしまうから。天秤座には圧倒的に「自分」が欠落している。「自分」が欲しいものを「自分」で探して「自分」で勝ち取って「自分」で大事にする。そんな当たり前なことが全くできない。それは、天秤座が何よりも「格好悪い」ことを嫌いなため。自分の「格好悪い」部分を観ないように避けてきたから。他人を観察することにエネルギーのほとんどを割くことで自分を観ないようにしている。自分と向き合わないのは一番格好悪いこと。一番オシャレに生きているはずの天秤座が、実は一番ダサい。器用すぎて不器用。どんな人間にも良い部分と悪い部分があることを知っている天秤座。悪い部分が自分にもあることにナゼ気づかないのか。自分だけは別と考えるのは天秤座の悪い癖だ。大地震がきたってダサい格好で表に飛び出すぐらいなら死んだほうがマシと考えるのが天秤座。ただ、そのオシャレな服を汚さない生き方をするな。命がかかっているときでも絶対にオシャレを忘れず、服が汚れる仕事でもダサい服装でくることを許さない。その上で自分の使命を果たす。それが天秤座の本当の格好良さなんだ。これは何も服だけのことを言ってるんじゃない。格好悪い「汚れ仕事」から逃げるな。仕事に貴賎なし。どんな仕事に対しても天秤座のオシャレさを捨てずに真剣に取り組めば格好良いんだ。『ミッションインポッシブル』のイーサン・ハントをイメージすると解りやすいだろうか。どんな命がけの仕事もスタイリッシュにスマートに(時には必死に)こなしてこその天秤座。逃げることが、天秤座が最も嫌う「ダサい」ことだって気づいたとき、周りはアナタのスタイルに驚嘆し、心からの拍手を送るだろう。
男性へのアドバイス:
「相手を否定しないのはオマエの最大の強みだぞ」
女性へのアドバイス:
「美に対する意識は追求すべき」
血液型別もご覧ください: