基本性質:恩も恨みも岩に刻む。水に流すのはトイレだけ。
10月24日~11月21日生まれ
守護星:冥王星
性別区分:女性星座
エレメント区分:水の星座
クオリティ区分:不動星座
生理的区分:多産星座
ハウス:結婚後・死と生・遺産
色:赤(血の色)
数字:0
蠍座に言いたいひと言:
『大概めんどくさい人』
「世界一強い」と自信満々だったオリオンを一撃で殺したサソリが由来。故に「毒のある怖い人」というイメージが先行するが、信頼のおける人でもある。蠍から受け継ぐのは蠍の針に象徴される「一点集中」や「一点突破」。何事にも真面目に取り組み、一点を掘り下げていく能力を授かっている。故に、周りが見えないことも。視野の狭さは「のぞき穴」並み。
守護星は冥王星。「終わり」と「再生」の星。地獄の神であるプルートー。蠍座の怖さとは畏怖。尊敬されすぎて恐れられている。自分をもっと正当化すればイイのに、それをしないのが蠍座の美学。蠍座がプルートーから受け継いだのは、死を目の前にした極限状態で高い能力を発揮できる強靭な精神と、人の裏側をのぞき見る能力。
蠍座の守護星である冥王星は、とんでもない量のエネルギーを蠍座に与えてくれる。しかし全ての蠍座に、ではない。「お前は宿命と戦える覚悟があるか?」「お前はソレに命を懸けられるのか?」という質問に「ノー」と答える蠍座には、一生冥王星の加護は無いでしょう。もちろん「命を懸ける」という言葉を口先だけで語る蠍座にもね。宿命と戦うとは、人間の力ではどうにもならない大きな流れに逆らうということ。世界が敵に回ることもあるでしょう。それでも夢を貫き通したいって言うんなら冥王星は蠍座の人に力を貸してくれます、宿命と戦えるだけの強靭な体力と精神力を。
しかし、冥王星のエネルギーとは一種のタブーであり周りから恐れられています。蠍座のカリスマ性に「怖さ」が加わるのは冥王星のせいでしょう。「周りに迷惑をかけてでも、わがままを通してでも、自分の夢を叶えたい」と言えば歌詞のように綺麗に聞こえますが、「殺してでも手に入れたいものがある」ってなったら、それは恐ろしいことであり、タブーの領域ですよね。でも、人の真実でもあります。蠍座の覚悟とは、人の最深部に迫った、表面化するのは「はばかられる」ような領域の話なのです。しかし、それが宿命に打ち勝つ唯一の方法なのでしょう。命を懸けているんだから負けたら死ぬんです。死なないためには相手に勝って殺さなくてはいけない。大変シンプルでタブーです。
こんなシンプルな考え方をする蠍座ですから、物事の判断に多くの選択肢をもちません。色んな人に相談して、色んなところに足を運んで、いろんな可能性を考えて、みたいなことは苦手。勝負を始めたなら勝つか負けるか。勝てそうも無いならドコかで妥協して終わり、とはなりません。生き残ることに執着する蠍座ですが、それは次のチャンスに勝つためであって、生き恥を晒すためではないのです。だから、蠍座が恨むのであれば一生恨みます。裏を返せば、蠍座が愛するのであれば一生愛します。間をとってちょうどいい感じに感情をコントロールできないので、怒り即、殺傷沙汰なんてことも。蠍座の愛は執着にもなりやすく、真実の愛から遠ざかることも多いです。ただの執着にならないよう気をつけましょう。
宿命に逆らったことのある人間ならみんな経験しているだろう。「ここまま行けば命はない」と脅し、「ここで負けても誰も責めない」と優しい言葉をかけ、宿命は何度も何度もアナタに脅しと罠を仕掛けてくる。負けるな、騙されるな、決して立ち止まるな。人間より上の存在がキミの筋書きを書こうとしている、宿命という名の筋書きを。抗いようのない宿命に他の星座なら屈してしまうこともあるだろう。しかし、蠍座は屈してはダメだ。全てをかけて抗え!自分の筋書きは自分で書くのだ。例えそれが神であっても、自分の筋書きを他の誰かに書かせてはいけない。
こんなエネルギー旺盛な蠍座なので、自分で自分を持て余す人が多い(笑)。宿命と戦えるほどのエネルギーですからね、人間には持て余すほどなんですよ。でも、それがイイ。
外にエネルギーを放出する牡羊座は起業家に向き、内にエネルギーを秘める蠍座は研究者、探求者向きと言われる。内に秘めたエネルギー量は、全星座中No.1。
自分の弱さを受け入れられる強さが蠍座にはある。悲観したままでも前に進める強さは、楽観しないと身動きとれない双子座から見るとうらやましい限り。
蠍座は突き詰めすぎて幸せになれない。幸せな蠍座は開花しない。
蠍座の考え方を突き詰めれば「生か死か」。日常レベルでいうなら「勝ちか負けか」ということ。故に負けず嫌い。精神的に、かなり不器用。世の中を上手く渡っていくタイプではない。
蠍座の運はピンチにこそ発揮される。不運を好転させるパワーがある。下へのフリ幅は、そのまま上へのフリ幅になる。ただし、平時に、その能力は発揮されない、典型的な昼行灯。
蠍座のギャンブル運は最強と言っても良いレベル。確率の低いレートの高いギャンブルであればあるほど強さを発揮する。大きく負けても大きく勝つので、どんなに負けてもあきらめないことで最終的にはプラスになる運がある。ただ、こんなことを書くとギャンブル依存症になる蠍座が大量発生しそうで怖い。あくまで「占い」だということを忘れないでほしい。そんな注意書きが必要なほど蠍座のギャンブル運は怖いのだ。
蠍座のカリスマ性は威圧感も伴っており「重さ」と表現しても良いかもしれない。どんなに重くてもバランスが崩れれば簡単に転げ落ちてしまうもの。その重さゆえに転がり始めたら奈落の底に到達するまで止まらない。蠍座にとっては「軸」をブラさないことが大切になってくる。
蠍座女性をひと言で表すと「従順な犬」。嘘の無い素直な反応がカワイイ反面、冗談が通じず面倒くさい。冗談好きの面々に囲まれると冗談を理解するのに時間がかかり、反応がワンテンポ遅れる。
ただし、ただ単純に素直なだけの星座ではない。蠍座は、12星座でも1,2を争う「演技派」の星。それも、かなり毒のあるクセのある演技をするタイプ。
蠍座は出世欲がない。というか、出世されると周りが迷惑。蠍座は他人の能力が理解できない。鋭い洞察力が有るのに、ココでは活かせない。不器用。自分ができることは他人もできると思って要求する。こんな上司は最悪だ。
蠍座は黙っていてもモテる(特にO)。
お互いに隠すべき秘密があった方が恋愛が長続きする。
どんなにモテても、選ぶ相手は家庭的。表面的な美しさに惑わされず、相手の本質を見抜ける蠍座ならではの特技。蠍座オススメの相手なら優良物件かもね。
血の色に近いワインが大好き。
死を受け入れられる蠍座は、苦渋の決断を下せる星座でもある。リストラとかね。平気なわけじゃない。辛いけど決断できる強さがある。
なかなか他人とは親しくなれない。なかなか他人を信用できない。妥協できない。嫉妬深い。心が狭い。でも、信用したらトコトン信用して裏切らない。約束は絶対守る。愛のためなら死ねる。実行力が高い。逆境に強い。勘が鋭い。洞察力もある。つまり、立派な人間。
発する言葉は素朴で、相手からの言葉はストレートに受け止める。蠍座に冗談は禁物(特にA)。
女性は、恋愛中は相手を想いワガママを言わない。とても従順。「お手」とかしそう。
愛の終わりに深く傷つく星座。器用に気持ちを切り替えられない。そういった心の傷が、セクシーな魅力として還元される。
女性は結婚後、専業主婦が吉な星座。ただ、蠍座女性の性欲を満足させられる男性は少ない。唯一その点において、蠍座女性の夫になった人は苦労する。
「敵に回したくない星座」といえば「乙女座」と「蠍座」が挙げられるほど、この二つの星座の復讐劇は恐ろしい。計算高い乙女座の復讐劇がサスペンスやミステリーであるのに比べ、「生き残りたい」強い欲求のサバイバル能力を有する蠍座の復讐劇はホラーやスプラッターに分類される。何があっても決してあきらめず激昂しながら復讐してくる姿はホラー映画そのもの。深い愛をもつ蠍座。その愛を裏切る行為は、命取りだと思ったほうが良いでしょう。
たまに「明るい蠍座」も存在する(そいつはたぶんBだ)。ただし、「明るい蠍座」のいうギャグは、ほとんどがつまらない。つまらないのにギャグを言わずにはいられないタイプ。スベリ芸?
男性へのアドバイス:
「よく喋る蠍座は軽く見られる」
女性へのアドバイス:
「キミの性欲を満たせるヤツは、そうはいない」
血液型別もご覧ください: